そんな思いで、2006年にこのスタジオを開設いたしました。

バレエは運動能力、身体のコントロールだけではなく、そこに音楽が必要ですし、芸術性、表現力、演劇性と本当にたくさんの要素を含んでいます。そしてとても数学的でロジカルです。
将来バレリーナにならなくとも、子どもたちがそこから得るものは非常にたくさんあると感じています。また奥が深く、身体的な部分だけではないので、年齢を経てもその先を追い求めることができます。

バレエからはいろんな可能性が広がってきます。他のダンスも全ての基本はバレエにあります。また音楽、舞台、衣裳などの服飾、ダイエットなど食事に関すること、バレエの用語であるフランス語、怪我や痛みなど身体のケアのことなど、そこから興味が広がれば、いろんな分野に発展していけることがたくさんあります。
子どもたちには、いろんな可能性を持ちながら大切な青春の時をバレエを通して成長していって欲しいと願っています。
もちろんバレエの道に進んでいきたいと思う子には個別で対応させていただきます。そして一旦バレエから離れていってしまった子にもいつでも帰ってこれる場所でありたいと思っています。

当スタジオでは発表会に力をいれています。隔年ごとに全幕作品と一人ずつが自分の力を発揮できるバレエコンサートとを上演しています。
小さなお子さんから大人の方まで、舞台に立つことによって、自分は今ここにいるという自分自身の存在をしっかりと感じて欲しいと思っています。
全幕作品では、その作品での自分の役割をしっかり理解し、みんなで揃えないといけないところは心を合わせ、全体の中で自分の存在が必要なのだと感じとってもらえるような演出、振付を心がけています。
そして作品を創る時、一番に考えることはその時のスタジオのメンバーでなにが一番旬な作品であるかということです。
生徒たちの成長を見ながら、作品、配役を考え、そしてなによりみんなの良さが発揮でき、しかも見に来てくださった方にも喜んでいただけるそんな舞台創りを目指しています。
発表会費用は、バレエを長く続けていただきたいので、できる範囲で負担の少ないように配慮させていただいています。

また父母の会のようなものも作っておりません。発表会の時だけは中心となっていただくお母様を何名かお願いして、当日それぞれ皆さんができることをお手伝いいただいています。でもお手伝いをしていて本番の舞台が見れなかったということがないように配慮しています。お母様はじめ、ご家族の方には本番の舞台を客席から見ていただきたいと言うのが私共の考えです。
舞台に立つ人と見る人が、一度しかないその時を同じ空間で共有し、その瞬間に感じることが心を動かされることであり、そこに舞台芸術の素晴らしさがあると思っています。本番は一度きりしかありません。
だからしっかりとお子様の舞台を見てあげて欲しいと思っています。

親子でお稽古に来ていただいている方、お孫さんと一緒にお稽古に来てくださってる方、ご兄弟でお稽古に来てくださってる方などご家族で一緒にスタジオに通ってくださっている方もおられます。
お月謝も発表会費も割引させていただいています。ぜひ発表会でも同じ舞台に立っていただき、素敵な時間を共有していただきたいと思っています。

こんな私たちのスタジオで一緒にお稽古してみませんか？